ストレスの9割は人間関係
小林弘幸『整える習慣』(日経ビジネス文庫、2021年)を読みました。
著者は順天堂大学医学部教授で、「自律神経」とうまく付き合うための行動術を108個紹介しています。行動術一つについて見開き2ページで紹介しており、筆致はごく平易でライトな感じがしますが、要点を押さえて端的に書いてあり、ためになります。
自律神経が乱れてしまうと健康と生活が崩れかねないことは、コロナ禍が続き、テック・ストレスにさらされる中で実感しているところです。
本書には人間関係におけるストレスを溜めないコツも紹介されていて、ストレスの9割は人間関係であるとのこと。以前、このブログにあらゆる問題は人間関係の問題だと書きましたが、その通りのことが書いてあって、我が意を得たりといった感じでした。
ちなみに、紹介されている人間関係のコツは14ですが、以前の私はほぼすべての項目について、ストレスを溜める方向の言動をしていました。そのせいか、二十代、三十代は七転八倒して辛かったですが、今は少しはよくなっていると思います。