杉本純のブログ

本を読む。街を見る。調べて書く。

創作

本には書かなかったあとがき3『藝術青年』

小説集『藝術青年』に収録した二篇「映画青年」と「焦げてゆく記憶」は、前者は最近ある文学新人賞に応募し落選した作品、後者は九年ほど前に所属していた同人誌に発表した作品です。 いずれも、学校で映画を学び、将来は藝術家として生きることを志す若者――…

本には書かなかったあとがき2『東京の家族』

シナリオ集『東京の家族』に収録した二作「東京放浪記」と「東京旅行」は、いずれも日本映画学校(現・日本映画大学)在籍時に書いた脚本です。「東京旅行」は、姉妹ブログ「杉本純の創作の部屋」にも掲載しています。今回の書籍化するにあたり、二作とも若…

本には書かなかったあとがき1『こぼれ落ちた人』

小説集『こぼれ落ちた人』は、5月16日の文学フリマに出品した。当初は巻末に「あとがき」を掲載する予定で、下の文章をしたためたが、なんとなく気が進まず、やめた。たぶん、駄作であることの言い訳を載せるようで、恥ずかしいと思ったんだろう。 こうして…

第三十二回文学フリマ東京に出店しました。

昨日、文学フリマに初めて出店し、小説集とシナリオ集を計三冊出品した。 11時少し前に東京流通センターの第一展示場に着き、出店者入場者証を提示して入場。自ブースのテーブルに敷き布を敷き、作品を並べ、あらすじを書いた看板を立てて準備を完了した。ブ…

文学フリマに出店します。

東京流通センターで5月16日(日)に開催される「第三十二回文学フリマ東京」に出店します。 かつて私は文学同人に所属して小説や評論を発表していましたが、そこは退会しました。以来、書き物はするものの発表する場所がなく、小説の新人賞応募なども落選す…

小説「名前のない手記」(26)

連載26回目。最終回である。 この小説は同人誌に発表したもので、「名前のない」とは「タイトルがない」という意味。主人公の「名前」は、最後に苗字だけ出てくる。 本作は、「読書人」の同人雑誌評に取り上げられたことがある。わりに好意的な評価を受け、…

小説「名前のない手記」(25)

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小説「名前のない手記」(24)

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小説「名前のない手記」(23)

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小説「名前のない手記」(22)

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小説「名前のない手記」(21)

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小説「名前のない手記」(20)

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小説「名前のない手記」(19)

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小説「名前のない手記」(18)

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小説「名前のない手記」(16)

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小説「名前のない手記」(15)

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小説「名前のない手記」(14)

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小説「名前のない手記」(13)

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小説「名前のない手記」(12)

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小説「名前のない手記」(11)

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小説「名前のない手記」(10)

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小説「名前のない手記」(9)

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小説「名前のない手記」(8)

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小説「名前のない手記」(7)

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小説「名前のない手記」(6)

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小説「名前のない手記」(5)

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小説「名前のない手記」(4)

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小説「名前のない手記」(3)

連載3回目。 →「名前のない手記」(3) →「名前のない手記」(2) →「名前のない手記」(1)

小説「名前のない手記」(2)

連載2回目。 →「名前のない手記」(2) →「名前のない手記」(1)

小説「名前のない手記」(1)

今日から新連載のはじまりです! 本作は文学同人に所属していた2010年に同人誌で発表した。当時、週刊読書人の同人雑誌評で白川正芳に好意的な書評を書いていただいた。 しかし、今読むとやはり稚拙というしかなく、善悪に近い単純な対立軸で小説を進行させ…