杉本純のブログ

本を読む。街を見る。調べて書く。

“ARTIST WANNABE”

KDP出版開始

宣伝です。このたび、KDPで自作の小説集『藝術青年』を出版しました。

本作は、2020年に小説新人賞に応募し落選した「映画青年」と、2012年に同人誌に発表した「焦げてゆく記憶」を収めた自費出版小説集で、2021年に文学フリマに出品した本の電子書籍版になります。

KDP出版は、長いことやろうやろうと思いながらもなかなかまとまった時間がなかったので中身を十分に吟味できないままでいました。それがこのたび、落ち着いて取り組む時間ができたので、ようやく色々と考えることができ、出版の運びとなりました。

KDPで設定をしている時、本のローマ字タイトルをつける箇所があったのですが、単にローマ字変換するのではつまらないなと思い、英語のタイトルとして“ARTIST WANNABE”と命題しました。この言葉の意味が気になる人は、“wannabe”を調べてみてください。

「映画青年」の方は姉妹ブログ「杉本純の創作の部屋」で連載したことがありますが、KDP出版を機に掲載を取りやめます。

私は調べ物と書き物が好きで、やはり今後も物書きとしてこれを続けていきたい。発表の場はこのブログ以外にも広げていきたいと考えていて、作品がまとまればKDP出版としての発信もしていきたいと考えています。

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小説集『藝術青年』
映画を学んだ青年は、いっぱしの藝術家になりたいと願いつつ、その方途すら見出せぬまま現実を虚しく漂う。何者かになりたい人=ワナビの心象を描いた短篇集。