杉本純のブログ

本を読む。街を見る。調べて書く。

「いかに掘り下げたか」

孤独の意味

ある人がTwitterで、税理士試験が近づくと自分がかつて経験した「暗黒の5年間」を思い出す、という税理士の言葉を引用していました。

その税理士が言うには、上京後の自分には華やかな青春の1ページなどというものはなく、ただ一人で読書と勉強に明け暮れていたとのことです。それが五年に及んだということですね。

そして、読書や勉強は「いかに掘り下げたかにかかっているため、孤独によってしか生産性は上がりません」と述べています。

読書と勉強は「いかに掘り下げたか」が大切で、だからこそ孤独にならなくてはならない。

この命題は真だと、私は思います。私は税理士の勉強をしたことはありませんが、ゆるぎない自信と確信を得るまでは、どこまでも突き進まなくてはならないことはわかります。それは誰かがやってくれることではなく、誰かと一緒ですることでもありません。一人でやらなくてはならないのです。

ついでに言うと、完全な確信や納得などというものはなく、ある程度のところで自分を納得させる必要があるのだと思っています。