市川海老蔵など著名人のブログが国会図書館で保存され始めた、という記事が昨年の新聞に載っていた。ついにそういう時代が来たか、と私は思った。ブログ記事がれっきとした著作物・知的財産として認められた、ということかと。
ブログが人気を集めて書籍化されるのは今では当たり前になっている。物書きが紙媒体の新人賞を一本釣りしてデビューする、みたいな図式にこだわるのはもうすっかり過去のものになった気がするし、資料になり得るブログ記事があるのも確か。だから…というわけではないが、文学研究もやっていることだし、ブログ記事はちゃんと自らの著作物だと意識して、基本的に保存しておく方が良さそうだ。
私はこのブログを開設して以来、一日一記事漏れなく更新し続けているが、情けないことにバックアップを取っていない。万が一、はてながブログサービスを停止したりなどしてしまえば、私が書き続けた600を超える記事が消え去ってしまうかも知れない。それでは困るので、これからでもバックアップを取っていこうと考えている。
ブログテーマを設けて意識的に記事を書き続けている人は、バックアップを取っておくのが良いだろうと思う。
