杉本純のブログ

本を読む。街を見る。調べて書く。

ブログをやって良かったこと

上位3%に入った

ブログを続けられる人はけっこう少ないらしいです。2009年に行われた総務省の調査では日本のブログの継続率についての調査が行われていて、開設1年後の継続率は30%、2年後だと10%、そして3年後だとわずか3%と、1年経つごとに約三分の一に減るという推計結果が出ていました。

私がこのブログを開始したのは2018年の3月なので、私の継続力は上位3%に入るレベルだと考えて良さそうです。また、私が読者をしているブロガーにも、同じように継続率上位3%に入る人はいます。逆に、以前はブログを続けていたのに止めてしまった知人も、もちろんいます。

ブログ継続の大きな壁は、ネタ探し、そして執筆し続けることの大変さでしょう。私は、自分で言うのもなんですが、好奇心があって、気が多い方だと思っています。それが幸いしてか、普段からブログのネタになるような情報を見つけることは苦ではありません。また、書くことも昔から好きだし得意なので、続けることが大変とは思わない。実際には、新記事を書くことが大変だったことは何度もありますが、自分のそういう資質を生かすことで発信し続けることができたと思っています。

上位3%に入っているという事実は誇らしい気もしますが、世の中には私の倍以上、私と同じように一日も欠かさず続けている人はいます。また私はブログ記事よりも作品をもっと発信していきたいと考えているので、まだまだだ、と思っているというのが正直なところです。

ブログを続けてきて良かったな、と思うのは、考え、書くという行為を通して、自分の頭の中にある思考や思想を多少なりとも整理し、アウトプットできたことです。そしてそれを続けることで、次第に思考が深まり、レベルアップしていると感じることも少なくありません。もちろん、人間は誰しも年齢を重ねれば見識が高まり、思考も深く多角的になるのでしょう。しかし、これだけの記事を考え、書いてきたことは、それらを一層推し進めているような気がします。

また、ブログを通じて新しい「縁」ができたこともうれしい収穫です。