杉本純のブログ

本を読む。街を見る。調べて書く。

お金のはなし2

色んな角度からお金の勉強をしているのだが、その目指すところは、お金のことでいちいち悩んだり困ったりしたくないということ。

お金の悩みや困りごとはいつまでもついて回ると思うが、それを最小限にしたい。その点、会社勤めをしていれば給料は安定的に入ってくるし、税金や年金や保険は会社側がやってくれて、給料からさっぴかれるだけなのでかなり安心できる。けれども、究極を言うと会社だっていつ傾くか分からないのだから、少なくとも自分の金にまつわるもろもろのことは会社任せになんてしないぞ、という姿勢でいる方がいいだろう。

また、例えばクリエイターとして独立する予定がある人などは、税金、年金、保険はもちろん、申告に関する知識も備えておくに越したことはないと思う。否、備えておかなくてはならない。そもそもクリエイティブとか創作の世界では、恐らくそれに携わる多くの人が独立して自由に仕事をしたいと考えているのではないだろうか。私の経験と感覚からすると、士業をやる人もそうである。こういう人らはお金の知識が確実に必要になってくると思う。

私は会社勤めをしつつ、独立を視野に入れながら物書きとして生きていきたいと考えていて、なおかつお金に困りたくないという人間だ。上に述べた要素がそれぞれ入っている。お金にさえ困らなければ、自由にやりたいことは多い。だから勉強している。また、お金というものへの単純な興味から、教養として知識を蓄えたいという気持ちも強い。

いずれにせよ、お金の知識は益あって害なしと思うので、誰もが身につけるべきだと思う。