杉本純のブログ

本を読む。街を見る。調べて書く。

発想の転換

このところ、年末仕事が立て込んで体力的にもけっこうきつかった。ある時期は、週末にかけてちょっと体調を崩してしまい、さらに、翌週にも大量の仕事が待っているのが分かっていて精神的にもやや鬱っぽくなっていた。

だから土日は昼寝もしてたっぷり休養を取ろうと思っていたのだが、考えた末、あえてアクティブに行動することにした。少し体調不良・やや鬱っぽい=休息するではなく、だからこそやりたいことを思い切ってやって楽しみ、気分を上げて体調も戻してやろうと発想の転換を図ったのだ。

それで土曜日は都心に出掛け、某博物館で見たかった企画展を見た。それから別の場所で遊びもした。昼食も夕食もがつがつ食べて早めに寝た。するとどうだろう、日曜日は若干の疲労感が残っていたものの、体調は土曜日の朝ほど悪くなく、咳が出て咽で出血していたのだがそれも止まっていた。

そして日曜日はまた近所の資料館に企画展を見に行き、知人にも会った。適度に躰も動かして楽しく過ごしたのだが、不思議と月曜日は割と気力も体力もかなり回復していたのだ。

躰の方は病気もあるだろうだから言い切れないが、気分的に沈んでいる時などは、弱気になって大人しく過ごすよりも発想を転換してみると良いのではないか。それまで行きたいけど忙しくて行けていなかった場所を訪ねる良い機会かも知れない。