杉本純のブログ

本を読む。街を見る。調べて書く。

躰は何でも知っている

そんなタイトルの本を、たしか吉本ばななが書いていたと思う。「躰」でなく「体」だったかも知れないと思い、調べてみたら、吉本のは『体は全部知っている』というタイトルで、他にも『体は何でも知っている』とか『身体は何でも知っている』とか似たような本がいくつもあった。

とまれ、その言葉は言い得て妙で、精神状態の変化は何らかの形で肉体に現れると私は思っている。つまり躰は心の中のことを知っているのである。また、精神状態に限らず、生活の仕方、心身の健康状態、はては性格などに至るまで、躰は何かしらサインを出して表現していると思う(ちなみに私は上記の本をいずれも読んでいない)。

そうしたことを私は以前からぼんやり考えていたが、最近、今までにない疾患や体調変化に襲われ、心身の健康状態を躰が表現しているのではないかと思った。ネットで調べてみると思い当たることが書かれており、俄かに確信の度を強めている。詳しくは書かないが、ちょっと頑張りすぎかな…と思っている。