杉本純のブログ

本を読む。街を見る。調べて書く。

東京の果て

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私が住んでいるのは、東京のほとんど果ての辺りだ。

駅を出て歩道橋を渡っていると、その下の大きな道をトラックなどがビュンビュン走り過ぎて行く。

近くにはこれまた大きなトラックターミナルがある。先日公文書館で読んだ本には、これは他地域からやってきたトラックを都心に入れないためにここで堰き止めている役割を果たしている、みたいに書かれていた。

この辺りに林立する団地群は、高度経済成長期の都市への急速な人口流入に対応するために作られた。

トラックも人も、道路や鉄道を通って都市に流れ込んで行き、都市は物資と労働力を際限なく食らう。街の中に、人の暮らしがある。その中に、喜怒哀楽がある。

今日も私は街の中で生活している。