ワナビが辛いことの一つは、例えばプロミュージシャンを目指しているとして、その活動が周りの人には仕事ではなく単なる趣味に映ることがあることです。
小説家でも俳優でも何でもそうだと思いますが、新人賞に応募したり、オーディションに出たりするのはワナビにとって大切な挑戦であり、そのための準備や勉強や練習にも、遊びでなく仕事のような気持ちで臨むべきです。
ところがワナビ本人の家族や友人知人、同僚なども、その活動を当人の仕事とは見ず、単なる趣味か道楽としか見ないでしょう。ややもすると、なに夢を見て遊んでやがんだ、と指摘してくる人もいるかもしれません。いや、現にそういう人は多くいます。
だからワナビが目標への道をまっすぐに進むには、「俺は真剣なんだ!」と自分の意気込みを周囲にきちんと表明することが必須であるように思います。
お金を稼げないうちはただの趣味。だからそれを真剣に仕事にしたいのなら、お金を稼ぐことを念頭に取り組むべきでしょう。