杉本純のブログ

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意識的休息

脳の疲れは自覚されにくい?

休息といえば、以前は疲れたらするものという風に考えていました。仕事にせよ遊びにせよ、気合いを入れてへとへとになるまで頑張り、休まなくても良さそうならぶっ続けで頑張る、みたいなやり方をずっと続けていたように思います。

ところが最近感じるのは(年齢のせいかもしれませんが)、肉体とはべつに脳がひどく疲れていることがあり、しかもその疲労は肉体のそれに比べて自覚されにくいのではないか、ということ。そして、それを気合いで乗り切ろうとするのは無謀で、一見すると頑張れているように感じられるものの、実は正常な思考や判断ができておらず、後々さらに悪い結果を招きかねない、ということです。

頭が疲れているな、と少しでも感じたら、ちょっと仕事の手を休めて休む方が良い。へとへとになるまでやるのではなくもっと軽度の状態でも休む、つまり休息を意識的に行うのが賢い生き方じゃないかと思っています。

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小説「映画青年」(7)