杉本純のブログ

本を読む。街を見る。調べて書く。

毎日書くこと9

最近は疲労とか睡眠の有効性とか脳とかに関する記事や書籍をよく読んでいる。読めば読むほど、自分は脳に悪く、睡眠の質を低下させ、疲労を溜めてしまうことばかりやっているような気がしてくる。実際にはそんなにひどい状況ではないが、悲観的なところもあるのでそう考えてしまうのではないかと思っている。

さて、とはいえやっぱりそれなりに疲れているのは間違いない。疲労とか睡眠負債は「サイレントキラー」と呼ばれるそうだが、体というものは実に正直で、疲労などのダメージを何らかの形で表現する。疲労のサインを出すのである。いや、サイレントキラーというくらいなんだからほとんど自覚症状がないまま進行するはずで、サインが出ている時点でかなり危ない状態なんじゃないか、と考えることもできるが、激痛が走るとか倒れるとか、そんなことはない。一応、日々の生活にとりあえず支障なくできているのだが、体のそこかしこが小さな悲鳴を上げているのである。

で、不味いな、もうちょっと休まなきゃな…と思いつつ、毎日書いている。楽ではない。体が小さな悲鳴を上げ続けているのを目の当たりにして、もう少し楽をしたいなと思うのだが、書くことをやめてはいけない、書くことをやめたら俺の人生終わりだろう、くらいに思っているので、書く。恐らくこれから先、今より楽になることなどなく、もしあるとすれば、書くことをやめた時くらいか。あるいは、書くものが売れに売れて印税がドカンと入って楽になった時だろうが、そんなことは期待するだけ無駄、夢見るだけ疲れるのであり、一文字ずつ、書き続けるしかないんじゃないかと思っている。