杉本純のブログ

本を読む。街を見る。調べて書く。

夢中になったもん勝ち

「~もん勝ち」いろいろ

これまでこのブログで、人生というのは何をしたら「勝ち」あるいは「成功」なのかをあれこれ考えた記事を書いてきました。

勝ちや成功の定義は人によって様々でしょうが、人生というのは結局「笑ったもん勝ち」であり「面白がったもん勝ち」でしょう。そして笑ったり面白がったりするためには多くの場合、努力し、行動する必要があるだろうから、「努力したもん勝ち」だし「行動したもん勝ち」でもあると思います。

「~もん勝ち」の言い方は色々ですが、総じて「やったもん勝ち」だということが言えそうです。そこから具体的に細かく派生して、いろんな言い方が生まれるのでしょう。

先を見通せないからこそ

最近は「夢中になったもん勝ち」と考えることが多いです。先を見通せない世の中、将来の安全や安心は決して保障されておらず、それらは自力で獲得しなくてはならない状態になっていると感じます。未来に安心を求めれば求めるほど不安になってしまうのですが、考えてみると、安心なんてそもそも保障されていないはずで、いかに今を充実させつつ、自分が良いと思える未来につなげていくかが重要でしょう。

未来をまったく気にしなくていいとまでは思いませんが、自力でできること以上のことは所詮できないので、今に力を注ぎ、あとは運に任せるしかない。

努力は夢中に勝てない、などという言葉をたまに聞きます。必ずしもそうとは言い切れないながら、未来を忘れるほどに今に夢中になれることがあるのは大事です。無我夢中になってやっているうちに活路が見出せることもあるでしょう。人生は「夢中になったもん勝ち」とも言えそうです。