杉本純のブログ

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Bucket Listを書いた。

この言葉は「棺桶のリスト」という意味で、より良い人生を送るために記す、死ぬまでにやりたいことリストである。2007年のアメリカ映画“THE BUCKET LIST”は、このリストを題材としたものだ。なお映画の日本での題名は『最高の人生の見つけ方』(公開は2008年)である。

映画を観たのは一年以上前だが、このたび、自分のBucket Listを書いた。

どうして書いたかというと、実は自分でもあまりよく分かっていない。単に、ふと書きたくなって書いたのだ。ただ、最近よく動画を見ているユーチューバーが『最高の人生の見つけ方』を好きだと紹介していて、みんなも自分のBucket Listを書こうと言っていたことや、私自身、最近なんだか自分を見失いかけている気がしていたことなどがあった。そうしたことが心の中で混ざり、リストを書こうという気にさせたのだと思う。

夜中、床に就く前の孤独な時間に書いた。項目数は、けっこうな数になった。どんなことを書いたかは、ここには書かない。けれど、自分の心の底の願望が言葉になったことで、勤め人としての日常に一本、自分の軸が通ったような気がした。日常だけでなく、休暇など自分の時間ができた時に何をするべきかも見えてきた気がした。

こういう「人生の見える化ツール」は、実は過去にも作ったことがある。作ったのは、同じように自分を見失いかけた時だったと思う。自分の人生を活き活きと生きるには、自分を見つめ直し、再確認することが必要なんだろう。

Bucket Listは、そういうツールの一つである。書くだけでは意味はない。実行していかなくてはならない。