杉本純のブログ

本を読む。街を見る。調べて書く。

牛のように2

2021年が始まった。昨年はコロナ禍で大変な一年だったが、今年はどうなるのだろう。

一年の計は…などと形式ばったことをする気はないが、今年も引き続き書き続けていくのは言うまでもない。逆に言えば、物書きをやる者にとってやるべきことはそれくらいしかなく、それ以上の目標を立てて書くことを忘れてしまってはいかんのである。

とはいえ、ただ書くだけでも駄目である。勉強し、練習して、試合に臨まなくてはならない。つまり、書いたものを発信し続けなくてはならないと思う。

ようつべである編集者の動画を見たら、プロ作家になる方法として、発信を続けること、1円でも稼ぐこと、とあった。昨年私は久しぶりに新人賞に応募した。結果は今年出る。どうなるかは分からない。だが、どちらに転ぼうと、ひとつ今年は、書いたものをお金に変えてやろうと思っている。

丑年である。夏目漱石芥川龍之介久米正雄に「牛のように」進むことを教えたそうだ。そのことをこのブログで書くのは初めてだろうと思ったが、ひょっとして…と思い直し、過去記事を探ったら、前にも書いていた。好きな言葉だから、書いていたのだ。だがそんなことはどうでもいい。干支が丑なのも偶然である。今年も、牛のようにやっていこうと思っている。