9月18日から板橋区立郷土資料館の旧田中家住宅でお月見飾りが展示されているということで、見に行ってきた。旧暦の8月15日、9月13日の夜をそれぞれ十五夜、十三夜と呼び、今年は9月21日が旧暦の十五夜にあたるとのこと。
月見は、ススキやだんご、カキやクリなど畑の収穫物を供えて月を見る風習で、収穫祭の意味も持つらしい。この風習は全国的に見られるとのことである。
郷土資料館でのお月見飾りの展示は、昨年も行われていた。今年も昨年と同様、徳丸安井家と赤塚池田家の飾りが再現されている。昨年は土間?から部屋に上がるところに飾られていたが、今年は縁側?に飾られていた。それぞれ趣があって面白かった。
安井家は江戸時代の名主(村役人)で、その名残で団子が大きい。池田家は、供え物を載せるのに箕を使っているのが農家らしいとのことである。