杉本純のブログ

本を読む。街を見る。調べて書く。

試合

先日、ある文学新人賞の応募原稿を投函した。

数年ぶりの新人賞応募だった。いや…どうしてここ数年、応募をしなかったんだと自分を叱り、反省している。

勉強、練習、試合の繰り返しが大事だとこのブログで書いておきながら、私は肝心の小説の「試合」をやっていなかったじゃないかと。。

そうだ、勉強と練習だけじゃ駄目だ。試合をやり続けないといけない。どれだけ敵のピッチャーを分析して素振りをやったところで、バッターボックスに立たなくちゃホームランもヒットも打てないんだよ。

作品の中心テーマを突き止めるのにやたら時間がかかったこと、作品に「完璧」を期したこと、物書きとしてやっていくことにまつわるあれこれを考えていたこと、などが理由としてあるが、ぜんぶ言い訳である。あれこれ思考するより、勉強と練習を重ねるより試合に出る方が大切だし、前進するはずだから。

勉強も大事。練習も大事。だがそれ以上に試合を大事にして、これからどんどん試合に出るぞ。