杉本純のブログ

本を読む。街を見る。調べて書く。

自分を論破しろ!

行動を阻害する要因ってさまざまだけど、その多くは「自分」に起因しているように思えてならない。失敗するのが怖い、やりたいけど今はその時期じゃない、会社の仕事とか家庭での役割とか色んな義務があるからちょっと難しい、お金が足りない、などなどなど…。これらはきっと、強い力を持った他人が阻んでいるんじゃなく、どちらかというと自分が勝手にそう思っているだけで、つまり自分がやりたいと思っていることを止めているのは他ならぬ自分なんじゃないか。

何かにチャレンジすると成功もあれば失敗もあるのは当たり前。やりたいことをやれる時期が来るのを待っていたらいつまで経ってもその時はこない。会社の仕事は定年まで続くし家庭の役割は死ぬまで続くかも知れないからそんなことを気にしていたらいつまで経っても行動はできない。お金はリアルな問題だが貯金するとか借りるとかいう方法はあるからお金の問題を解決する方へ行動することは必ずできる。

つまり行動できないなんてことは決してないと思う。目的を持ち、計画を立て、コツコツ実行することができないなんて、決してないのだ。

行動は派手でなくてもいい。つまり海外を飛び回ったりたくさんの人と熱く交渉したりすることばかりが行動ではない。地道に研究を重ねたり本を読み続けたりしなくてはならないことも当然あるだろう。自分の目的に向かって、人と関わることを厭わず前進することが行動なんだと思う。

それを阻むのはたいてい自分自身。自分自身が内部で色んな言い訳を拵えて目的の進行を止めてしまう。だから自分がどんな言い訳を用意してきても負けずに論破する冷静さと思考力を身につけることが大切だと自分に言い聞かせている。