資本主義について勉強している。資本とか資産とか財産というのは、上手く使えばそれ自体を増殖させることができるようだ。ただ私は、資産や財産を単に「金」と結びつけて考えるのが苦手というか嫌いで(それを反省していま勉強しているのだが…)、こつこつ勤しむことで増殖させられるものといえば真っ先に「知識」や「教養」を思い浮かべる。
資本主義社会はお金がお金を生むシステムになっているので、生き抜くためには雪だるまの芯のように尽きない知識資本が仕事力を左右するでしょう。
上記だけを読むとよく分からないが、自分の中にある欲求のような、好きで好きでしょうがなくて、四六時中でも夢中になれる興味の対象があれば、関連する知識は「雪だるまの芯」のように自己増殖して仕事力を高めることができ、ひいてはこの社会でたくましく生きていけるのではないか、ということだと思う。
全てのことに金が必要だが、知識は金と違って他人に奪われることはない。これほど強靱な資本はないと思う。お金は大切だが、知識という資本は人生においてもっと大切だ。