杉本純のブログ

本を読む。街を見る。調べて書く。

バカは勉強しろ。

二十歳を過ぎた頃から勉強してきたつもりだが全然足りない。

単に本を読んで情報をインプットすりゃいいってもんじゃなくて、その情報を使って行動し、結果につなげてみないことには実のある勉強をしたとは言えないんじゃないか。

例えば政治にしても経済にしても、勉強して世の中のことを知っただけでは駄目で、勉強で知ったことを使って行動して、人とも関わってみなくては自分の血肉にはならないと思う。歴史だって地理だって、「いま・ここ」ではない時代・場所のことを学ぶだけでは足りなくて、それを「いま・ここ」で生きることに活かして初めて生きてくる。あるいは小説だって文学研究だって、一冊にまとめて他人に読んでもらい、反応をもらってなんぼだろう。

バカはとにかく勉強しなくちゃいけない。けれども勉強しただけでは駄目で、学んだことを使って行動しなくちゃいけないと思う。それが本当の勉強なんじゃないかな。だから行動していない人は要するにまだまだバカで、だからやっぱりバカは勉強しろってことになる。