杉本純のブログ

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努力と行動

TBSのドラマ「ドラゴン桜」は6月に放送が終わった。最後まで面白かった。桜木先生が本質的かつ断言的な言い方で生徒などを説得し、鼓舞していく様子は痛快だった。最終回も、それまでの回ほどの強烈さはなかったが、グッとくるものがあった。

女弁護士が免許剥奪に該当する古くさい買収をやろうとするとか、共通テストの成績が悪かった生徒が逆転合格してしまうとか、ちょっとリアリティがないなと感じたところはあった。

その点はやはりエンタメということで目をつぶるとして…受験によって人生は変わる、己を知り、目標と作戦を立て、根気強く勉強し続ければ人生は変えられる、というのは強いリアリティがあったと思う。

俺も東大受ければ良かったなぁ…などと考えるのは愚かなことだが、勉強を続けることで本当に人生は変わると思う。ただし「勉強だけ」ではダメで、勉強し、学んだことを試す「テスト」もやらなくてはならないだろう。勉強や練習は努力であり、努力が実を結ぶようにするには行動をしなくてはならない。その行動が、テストだと思う。努力を通して内部に蓄積したものを世に問うてみることである。スポーツなら練習が努力で、試合が行動に該当するだろう。行動してみて、世に認められると、人生は変わる。