杉本純のブログ

本を読む。街を見る。調べて書く。

図書館にて

小説の創作に取り組んでいます。時間ができた日は図書館に行って、一隅の勉強席を使い、ノートを開いて創作ノートに小説の設定、すなわち小説世界について書き込んでいます。

小説を「書く」段階になると、恐らく自宅で原稿に向かって黙々と書くのが良いのでしょうけれど、設定を固める「創る」段階ではなるべく色んな情報に触れ、頭を遊ばせるのが良いと考え、図書館で色んな本を読みながら考えることにしています。それは家でもできるのですが、家だとネット環境が整っているため、その刺激から小説以外のことを考え始めてしまうことが多いので、どうも駄目です。

図書館の机で数時間取り組むと、世界の一端が形作られ、小説の設定が少しずつですができあがっていきます。世界建設のスピードをもうちょっと早めたい気持ちもありますが、これは小説を書き上げて提出する〆切がないことが原因だろうと思うので、やがて必要に迫られて上っていくだろうと思っています。一方で、いま取り組んでいる世界はただ一篇を書き上げるために創っているのではないため、時間をかけてもいいと感じています。プロを目指す上では悠長に過ぎるのかもしれませんが、性急に取り組んだ結果が素人の域を出ていない今なので、自分の納得できるやり方で取り組むのをまずは第一とします。