先日、家族が用事で出掛けて家で一人になったので、集めるだけ集めて整理していなかった、ある作家に関する資料を整理した。
その作家は活動期間が三十年以上にわたり、発表媒体も多岐にわたっているし、またその作家への評価も至るところで行われているので、資料は膨大かつ多様である。整理したのは新聞記事や雑誌など印刷物の類いだったが、他にインターネット上にも記事があるのでこちらは別途、何らかの形で整理せねばと思っている。
その作家についてはいつかまとまった書き物を発表する予定だが、まだどのような形式を取るかは決めていない。とはいえ資料が未整理では良くないと思い、今回は記事を種類別に分けた。すなわち、インタビュー、対談、随筆、（その作家による）書評などの評論、（その作家への）批評、といった種類ごとに分けたのである。ただし、それより上位の分類として、まず新聞記事と雑誌のコピーを分けた。新聞記事は隣接する関係ない記事も含め紙面ごと取っておくと嵩張るので切り抜き、A4用紙に貼ってファイルにまとめた。もちろんこちらでも種類ごとで分けておいた。
小一時間で随分すっきりした。資料を整理しておくと、参照したい時に探す手間が省けて良い。資料整理は物書きにとって重要な作業である（当たり前！）。
