杉本純のブログ

本を読む。街を見る。調べて書く。

レファ協のレファ事例が面白い

国立国会図書館レファ協のTwitter公式アカウントをフォローしているが、たまに変わったレファレンス事例がツイートされていて面白い。クスッと笑えて、ついリツイートしてしまう。

杉田玄白がコーヒーを飲んだ、という記録はないか。
・映画監督黒澤明氏の父親の出身地を知りたい。
・環七・環八はあるが、環状一号~六号までは存在するのか、その経緯を知りたい。
・文学作品で、靴が重要な役割を果たすものが一覧でわかる本はあるか。
芥川龍之介が「北海道大学の芝生にバターをつけて食べたい。」(それくらい環境がいい)と言ったと思うが、記憶が曖昧なので詳しくしりたい。
・ビクトル・ユゴー作「ヒキガエルとロバ」の出典確認をしたいので、その本の名前を知りたい。
・ビクトル・ユーゴの「海の勇者」という作品を昭和30年代に読んだ。この作品が読みたい。子ども向けでも一般向けでもよい。
長谷川一夫の映画を上映していたころ、映画館の座席が男女別になっていたときいたことがあるが、いつごろか知りたい。
・3~6歳の子供を対象とした、食品ロス問題や、食べ物のありがたみ、楽しく食事することなど食育をテーマにした絵本があれば教えてほしい。
・海外で、女性の悩み相談を受け付ける窓口がキオスクなど、駅の売店に併設されるていたり、街のあちこちに窓口がある国があると聞いた。それは、どこの国なのか

などなど。ユゴーがユーゴになっていたり、笑ってしまうが、図書館側は真面目に答えている。

私は伝記や自伝の書き方についての質問に答えるレファレンス事例を見て、紹介されている書籍を何冊か読んでいる。昨日ここに書いた『ノンフィクションの書き方』はその一つである。