杉本純のブログ

本を読む。街を見る。調べて書く。

大宅壮一文庫に感謝

大宅壮一文庫が在宅勤務支援として26日まで「Web OYA-bunko 会員版」の無料トライアルを実施してくださり、とてもありがたかった。この期間に、気になって調べたいと思っていた文学者、藝術家の名前をかなり調べることができた。

大宅文庫には過去に二度、足を運んだことがあるが、やはり交通費が馬鹿にならず、かといってウェブ会員になるのもちと躊躇するところがあり、あれだけの資料が揃っている施設なのにちゃんと活用できない心苦しさがあった。それがこのたびのコロナ禍を受けての無料トライアルだったので、遠慮なくたくさん調べさせてもらった。

立花隆が『「知」のソフトウェア』(講談社現代新書1984年)で大宅文庫のことを「世界に誇ることができる文化施設の一つ」と書いているが、とにかく調べ物をするにはきわめて重要な場所だと思う。今回のトライアル実施には深く感謝。今後も、おおいにお世話になるだろう。