杉本純のブログ

本を読む。街を見る。調べて書く。

強制的晴耕雨読

住んでいる地域の公立図書館が休館となった。。もちろん新型コロナウイルスの影響であり、これまで予約資料の取り寄せ・貸し出しはできていただけに残念である。もちろん返却もできないので、借りている資料は延滞になるがペナルティはつかないのだろう。

晴耕雨読」は、世間の煩わしさから離れて心穏やかに暮らすことだが、今回の災禍は言わば強制的な「晴耕雨読」状態であり、家から出ないのが良いので読書をするか映画を観るかゲームでもするしかない。ネット環境を活用して家で働く人も多いだろうが、そうではない職種の人はいかに室内で長時間過ごせるかの問題になってくると思う。

私自身、今回の災禍には考えさせられるものがある。勤め人とフリーランスの差についても考えさせられるし、時間の使い方、働き方についても大いに学ばせてもらっている。あらゆる意味で、この機会を無駄にはするまい、という気持ちが強い。

有事の際の振る舞いの仕方というのは、お金の使い方、投資の仕方にも通じるところがあるように思う。人生は、まことに時間と労力の投資ではないか。良きにつけ悪しきにつけ、その状況をいかに受け止め、いかに自分の利になるようにするかが知恵の絞りどころであるように思う。