杉本純のブログ

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「脇が甘い」

これは相撲で使われる言葉で、隙があるので相手にまわしを取られやすい、という意味だが、用心が足りないためにつけこまれやすい、という一般的な意味もある。

対人関係において、どうもいつも自分の思い通りに事を運べず、気がつけば相手の思い通りになっているとか、あるいは、からかわれるとかナメられる、などということがある。

相手に一本を取られないためにはちゃんと脇を締めておきたいところだが、それは単に用心深くしていればいいわけではないのではない気もする。「脇が甘い」人というのは、スケベ心があり、欲に目がくらんで不用心な先手を打ってしまっていることがけっこうあるように思う。