杉本純のブログ

本を読む。街を見る。調べて書く。

毎日書くこと2

以前、スティーヴン・キングの『書くことについて』を引用して、毎日書くことの大切さに関する記事を書いた。

この三連休は、外せない大事な用事があって前半の二日間がほぼ終日それにかかりっきりだったのだが、そのために机に向かう時間が少なくなった。昨夜、ようやく落ち着いて机に向かう時間ができたので書き始めてみると、何だか言葉をうまく継いでいくことができなかった。やはり少しでも時間が空いてしまうと感覚が鈍ってしまうんだなと痛感した。もっとも、手書きの日記だけは必ず毎日つけているので鈍りはある程度軽減できていたかも知れない。

名前は忘れたが、著名な演奏家が、一日サボると自分が調子の狂いに気づき、二日サボると批評家に気づかれ、三日サボると観客に気づかれる、などと言っていたと記憶している。

それが正しいかどうか確かめたことはないが、一日サボると自分が異変に気づくのはその通りだと思う。感覚的には、サボった分を取り戻すにはそれ以上の時間を費やさなくてはならないように思える。

やはり、毎日書かなくては。