杉本純のブログ

本を読む。街を見る。調べて書く。

日常に埋没しない

朝日新聞日曜日の求人ページの連載「仕事力」。五月は立教大教授の中原淳先生で、テーマは「生涯学ぶと腹をくくろう」である。仕事と学びについての中原先生の考えが四週にわたって語られた。一読して、中原先生の専門領域の中ではごく初歩的なところを語ったのではないだろうかと思った。

最終回は「『今日の背伸び』を明日の日常に」というもので、「大切なのは日常に埋没しないこと」と先生は述べている。

ささいなチャレンジでも試みる、社外の人にも積極的に出会うなど、行動して自分と社会とのズレを客観視することです。そこでは「違和感」や「もやもや」を感じるかも知れませんが、人はそうした契機から自分を見つけられるのだと思います。

幸い私は読書と調べ物と街歩きが好きなので、コロナ禍においても日常埋没をある程度は避けられていると思う。だが最近は、それに加えて行動することが大切だと思うようになった。