杉本純のブログ

本を読む。街を見る。調べて書く。

発見する生活を

コロナ禍の影響で電車に乗らず、出掛けることもないので、外出することがあるとすれば近所を散歩することくらいである。無目的にただぶらぶら歩いているだけなので、こういう時こそ、発見のある散歩をしたいものだ、と思っている。

都心に出掛ける必要なんてないと思っていたものの、実際にそういう日を過ごしてみると、やはり思った以上に刺激不足に陥る。感性が鈍くなっているのを如実に実感するので、どうにかして生活に刺激を送り込まなくてはならないと思っている。

刺激というと、やはり発見だろう。そして身近な場所を歩くだけで発見できることと言えば、なんといっても歴史だと思う。

図書館は予約受け取りすらできない状況なので郷土史料を借りることはできないが、幸いにして私は自宅にもいくつか郷土史に関わる資料を持っているので、思い切り地元オタクになって近所を歩きまくってやろうと思う。知的興奮を好む人間は、発見する生活を送らないと弱体化してしまう。