杉本純のブログ

本を読む。街を見る。調べて書く。

創作とルーティーン生活

新型コロナウイルスの影響で外出自粛が続いているが、家にずっといるのは、それはそれでけっこう辛いものがある。朝テレビを見ていたら、宇宙飛行士の野口聡一さんが、外出自粛でも健康的な生活をするための秘訣を宇宙船で過ごした経験を元に語っていた。

それは「ルーティーンを作る」というもので、なるほど確かにと思わせる。運動しなきゃな…と思ってもなかなかできないもので、一日のこの時間は必ずやる、と決める方がやりやすいし、運動も意識的にやるようになるだろう。

創作もこれに似ていると思う。プロ作家のエピソードなどはリサーチ不足だが、午前中のこの時間に書く、と決める方がやりやすいだろうと思う。

大変なのは会社勤めとの兼業で創作をやる人で、定時出社・退社が決まっているルーティーンワークの仕事ならまだいいだろうが、例えば編集プロダクションのクリエイターなどは勤務時間が不安定な場合が多い。そういう人はルーティーンを形成すること自体が難しいと思う。それでも、やはり創作を継続する上ではルーティーン生活を作る方が良いのは間違いないだろう。