板橋区の都営新河岸二丁目アパートは都営三田線「高島平」駅から歩いて10分ほどの場所にある都営住宅である。今、ここの建替計画が進められているが、インターネットでは不思議なほど誰も何も書いていない。
ツイッターではある人が、この団地の高齢化率が45％だと書いているが、本当だろうか。高島平地域で無料配布されている「高島平新聞」571号（2018年1月15日）の1面では、高島平地域の人口統計を分析し、町丁別人口と年代別分布を表にして掲載している。そこには2丁目（団地のある場所）の人口の65歳以上が占める割合が49.5％となっているが、2丁目は団地だけではない。
新河岸二丁目団地の建替の建築計画は下記の通り。
件名 ：（仮称）都営住宅新河岸二丁目団地 A・B・C・D棟
地名地番 ：東京都板橋区新河岸2-876-1ほか
用途 ：共同住宅
構造 ：鉄筋コンクリート造
基礎工法 ：場所打ちコンクリート杭
階数 ：地上7階、地下0階
延床面積 ：11,442.88㎡
建築面積 ：2,766.54㎡
敷地面積 ：41,825.75㎡
建築主 ：東京都知事
建築主住所：東京都新宿区西新宿2-8-1
設計者 ：東京都東部住宅建設事務所
設計者住所：東京都千代田区外神田1-1-6
施工者 ：未定
着工 ：2018年4月1日（予定）
完成 ：2021年8月30日（予定）
着工する4月1日は目前と言えるくらいだがまだ施工者が「未定」のままになっている。
先日、現地に行ってみたがまだ人は住んでいたし、団地内で遊んでいる子供たちもいた。
