杉本純のブログ

本を読む。街を見る。調べて書く。

「テキシコー」

Eテレ「テキシコー」は小学校3から6年、中高生までも対象にした、映像やアニメでプログラミング的思考(テキシコー)の面白さを伝える番組である。番組では、「テキシコー」を以下の五つの思考に分解し、整理している。

1 小さく分けて考える
2 手順の組み合わせを考える
3 パターンを見つける
4 大事なものだけぬき出して考える
5 頭の中で手順をたどる

以上を様々な映像やアニメを使って分かりやすく解説してくれるのだが、その中で、紙の上のチリを、運動場をキレイにするトンボのような道具を使って掃除する手順は最短で何回か、というアニメがある。これなどは、見ていると仕事の最短手順を探る方法に似ているなと思えてきて、面白い。

ライターの主な仕事である取材・原稿執筆で考えると、これは間違った手順で進めているんじゃないかと感じることが自他共にたまにある。記事の構成や言葉遣いについて、ああでもないこうでもないで悩んで時間だけが過ぎてしまうことがあるが、これなどは恐らく正しい手順を踏まずに進めているからで、ちょっと前の工程に戻ってきちんとやり直せば意外とスルッと行けてしまうものだ。

正しい手順を踏んで進めることを忘れないようにしたい。