ずいぶん前にこのブログで「街を見るのが好き。」という記事を投稿した。
もちろん今も相変わらず街のいろんな箇所を見るのが好きで、面白いものを見つけてはスマホでパシャパシャやっている。
写真を撮る、という意識を持つと、何気ない風景がぜんぶ被写体になる。職場の近くの駅から職場に行くまでの間にあるマンションが、古いがなかなか味があったり、逆に新しくてやたら金がかかっていそうだったり、どんな点を評価されてかグッドデザイン賞のロゴが掲げられていたりするのを見つける。とはいえ私は住宅を撮影するのは比較的躊躇し、思い切って撮る場合も引いて撮るようにしている。
同じことの繰り返しになるサラリーマン生活においては、少しでもその中身をアレンジして刺激や隙間風を入れたいところである。例えば、通勤路を変えてみるのはその手段の一つだろう。それはもっともだが、毎日同じ道を通ることで少しずつ見えてくることもあると思う。上に述べたような、職場と駅の間のマンションの様子などは、そうすることで見えてきたものだ。
ここ数か月は、商店街の入り口がそれぞれ個性的であるのを改めて発見し、たまに撮っている。仕事で出掛けた先でも撮影している。私はタウン誌のライターをやっていたこともあり、商店街の入り口を見ると、どこか懐かしいのだ。
他にはユニークな外観のビルだとか都営アパートだとか、色々撮っている。
あまり意味のあることではないが、そういうことほど面白いものだと思う。これからも続けようと思っている。