杉本純のブログ

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ドーパミンとオキシトシン

Twitterに「ドーパミン的愛情」と「オキシトシン的愛情」の区別を記した表が載っていて面白かった。

ドーパミンは熱愛や情熱的な愛で高揚感や興奮を伴い、もっと会いたい愛されたいと願い、依存症になりやすく、二、三年で冷めやすいのに対し、オキシトシンは友愛や慈愛で安らぎや安心感をもたらし、一緒にいるだけで満たされ、依存症になりにくく、永続的であるらしい。

恋愛を描いた小説や映画は多いが、その大半はドーパミン的ではないかと漠然と思った。いやそうでもないか。例えば『ローマの休日』は、グレゴリー・ペックが父親でオードリー・ヘップバーンが娘のような愛情関係で、オキシトシン的だったのかなと思った。

若い人はドーパミンが好きで、年齢を重ねてくるとオキシトシンを求めるようになるのかなぁ。

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