杉本純のブログ

本を読む。街を見る。調べて書く。

じゃこうねずみとスナフキン

ムーミン」シリーズを読んでみたい

私は「ムーミン」シリーズを読んだことがありませんが、これから少しずつ読んでいこうかな、と考えています。

きっかけは、敬している作家が、「ムーミン」に出てくる「無駄じゃ無駄じゃ」が口癖の哲学者をイメージさせる、と新聞で紹介されていたことです。調べてみると、その哲学者はどうやら「じゃこうねずみ」というキャラクターで、『ムーミン谷の彗星』や『たのしいムーミン一家』に登場するらしい。

私の中で、敬する作家と、博学で気難しい哲学者である「じゃこうねずみ」はイメージが重なるところがあり、「ムーミン」シリーズのキャラクター造形には学ぶものがあるかもしれない、と思いました。

私自身、学生時代に人から「スナフキン」のようだ、と言われたことがあり、そのキャラを知って、なんとなく的を射ている気がしたものです。そんな次第で、「ムーミン」シリーズ、すなわちトーベ・ヤンソンの創造した世界とキャラに興味が湧いたのです。

スナフキンは、リュック一つで自由気ままに旅するキャラで、パイプをくわえ、ハーモニカを吹き、詩と曲をつくるのが好きであるとのこと。ランボオみたい。