杉本純のブログ

本を読む。街を見る。調べて書く。

青木まりこ現象

発端は「本の雑誌」への投稿

図書館で見かけて手に取った、赤羽根拓弥監修『カラダのすべてを肛門は知っている』(カンゼン、2023年)。健康にはそれなりに気を使っているので、その一環で読んでみようと思ったのです。

興味のあるところだけ拾い読みしましたが、その中に「青木まりこ現象」について書かれたコラムがありました。この現象は、書店に行くたびに便意を催す、というもの。何年か前にクイズ番組の解答で出ていましたが、名称も意味もコラムを読むまで忘れていました。

どうして生理現象にこういう個人名が与えられたかはわかりませんが、自分にはそういう現象が起きると「本の雑誌」に最初に投稿した人がそういう名前だったとのことです。1985年2月のことらしい。しかし、同じような現象を自覚していた人は過去にもいたし、作家による言及もありました。

どうして便意を催すかについては、諸説あるものの定まっていないようです。ちなみに私は、自覚している限りではこの現象はありませんね。