杉本純のブログ

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2018-11-14から1日間の記事一覧

佐伯一麦と大庭みな子

佐伯一麦は1984年、「木を接ぐ」で「海燕」新人文学賞を受賞して本格的なデビューを果たした。この時の新人賞の選考委員は瀬戸内寂聴(当時「晴美」)、中村眞一郎、古井由吉、三浦哲郎、そして大庭みな子である。 佐伯は大庭に対し、河北新報の連載エッセイ…