2018-11-10から1日間の記事一覧
佐伯一麦の『月を見あげて 第二集』(河北新報出版センター、2014年)の「鶯と雲雀と」には、鶯と雲雀に関する話題から谷崎潤一郎の『春琴抄』の話になり、同作に対する川端康成の指摘を紹介している。 川端は、『春琴抄』は「ただ嘆息するばかりの名作」だ…
佐伯一麦の『月を見あげて 第二集』(河北新報出版センター、2014年)の「鶯と雲雀と」には、鶯と雲雀に関する話題から谷崎潤一郎の『春琴抄』の話になり、同作に対する川端康成の指摘を紹介している。 川端は、『春琴抄』は「ただ嘆息するばかりの名作」だ…