杉本純のブログ

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「マインクラフト」を始めた。

ロビンソン・クルーソー』のような

先日取材したあるイベントで、発達障害のグレーゾーンの人が「マインクラフト」をやり始めると物凄い集中力と創造力を見せる、という話を聞きました。

MINECRAFT(マインクラフト)」は、スウェーデンで作られたオープンワールドのゲームです。プレイヤーは広い世界を自由に歩き回り、サバイバル生活をしたり、ブロックを積み上げて建築したりすることができます。

素材を手に入れ、計画を立てて建築を進めるというゲーム上の行為は教育にも活用できるということで、マイクラは学校教材にもなっているらしい。

グレーゾーンの人が高い集中力と創造力を見せるということは、マイクラがある種のクリエイティブな能力を持つ人の感性に合った設計になっているということでしょう。

私自身、ものを創るのは好きだし、得意です。また、発達障害者やHSPなどの特徴にはかなり共感するところがあり、このゲームはかなり面白いかも知れない、と思ってやってみることにしました。

やってみると、かなり面白いです。

「あつまれ どうぶつの森」の「島クリエイター」みたいなものかな、と思っていましたがぜんぜん違います。もっと自由度が高く、そのぶん事前の計画が大切だし、サバイバルの要素も加わっていてスリルもあります。これは好きな人は時間を忘れてやりこんでしまうだろうし、実際私もちょっと頭痛がするくらいにやってしまいました。ある種の中毒性があるゲームだと思います…。

土を掘り、石を削り、木を伐って建物を造る。獣を捕まえて料理して食べる。『ロビンソン・クルーソー』のようなゲームと言えるかもしれません。