杉本純のブログ

本を読む。街を見る。調べて書く。

HSPに良い生活習慣

イルセ・サン『鈍感な世界に生きる敏感な人たち』(枇谷玲子訳、ディスカヴァー・トゥエンティワン、2016年)の第4章「『敏感な自分』とうまく付きあうには」に、「HSPの能力を楽しむ機会をつくる」という節があります。HSPが、その敏感さを活かして感じ取れる人生や生活の喜びが紹介されているのですが、次の通りです。

●自然を慈しむ
●クリエイティブでいる
●ほかに何もせずに哲学的な考えをめぐらす時間を持つ
●体にいいことをする(走ったり、ダンスしたり、マッサージに行ったり、泳いだり、お風呂か足湯に入ったり)
●あなたの知覚に快楽を与える(自分用にいい香りの花を買ったり、おいしいものを食べたり、見ると嬉しくなるものをまわりに置いたり、好きな音楽を聴いたり)
●動物と過ごす
●日記か詩か本を書く
●芸術鑑賞をする、または自分で芸術作品を創る
●深くて質の高い人間関係を築く

すべて私が好きで継続していることだったので、ちょっと驚きました。HSPの多くはきっと、心に余裕がある状態で物事を深く味わうのが好きで、それをしていれば充実するのでしょう。上記は、自分が辛い時、快復するためにやるべき項目として押さえておくと良さそうです。まあ、HSPなら自然にやってしまうのでしょうけれど。