杉本純のブログ

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佐伯一麦の「文学的自叙伝」

重要な本

佐伯一麦『Nさんの机で』(田畑書店、2022年)を購入。たまたま入った神保町の本屋で見つけ、迷わず買いました。

本書は佐伯が山形新聞に2013年10月9日から2017年12月27日まで、毎月第二、第四水曜日に連載したエッセイをまとめたものです。私は本書の存在をまったく知らず、神保町の本屋に置いてあって良かったなと思います。発行は4月で、私が神保町に行ったのは5月。私がふだん行く本屋には決して置いていないような本なので、そのタイミングで神保町に行かなければ出会えませんでした。もっとも、Amazonで著者検索すれば出てくるでしょうし、他にも佐伯の最新情報を細大漏らさず収集する手はありますが、恥ずかしながらそこまで手が回らない日常生活なので、今回この本を入手できた偶然をありがたく思っています。

さて本書、「ものをめぐる文学的自叙伝」というサブタイトルがあり、私にとっては重要な本です。

ざっと見たところ、他にも出ているような内容のものが多い。既視感あふれる一冊ですが、一つ一つのエピソードが他に出ている文章より細かく書かれていて、また別角度から新しい情報を添えて書いているものもあったりします。逆に、他で書かれたものより大雑把に書いているものもあるようです。

これからじっくりと、細かく読んでいきます。

Nさんの机で