関西館の所蔵資料も確認できた
調べ物のために行ってきました。初入館。これまで行きたいとは思っていましたが、調べ物が他の図書館で事足りていたこともあり、けっきょく行かなかったのです。
ある岩波文庫の初版と、雑誌のバックナンバー、また地方都市の同人誌などをデジタルと現物とで閲覧し、それぞれ大きな収穫がありました。
岩波文庫の方は現物は関西館の方にあるということで、コピーを取ろうにもどのページなのかが分からなかったため半ば諦めていたのですが、東京本館でデジタルデータを閲覧することができ、プリントアウトもできました。その岩波初版は戦前に出たものなのですが、地元の図書館で現在閲覧できる戦後の版とは恐らく人名の表記が違っているはず、と思っていたのが、このたび初版を見てみたらやはり違っていました。ささいなことですが、私の調べ物にとっては大きなポイントだったので、判明させることができて良かったです。
いつか一日籠もって…
他にも、昔に知人が同人誌へ投稿した詩が優れた作品として掲載された詩の雑誌、私自身が研究中の小説家が編集人を務める地方都市の同人誌など、地元の図書館ではまずお目にかかれない資料をいくつも確認することができました。
まだまだ調べたいものはたくさんあるので、いつか一日くらい籠もって調べ物に没頭したいです。