杉本純のブログ

本を読む。街を見る。調べて書く。

映画生活復活

でも油断しては駄目

一年くらい前にこのブログで、映画は自分にとって一つのバロメーターだと書きました。映画を観ようとするのは、体力、知力、気力が充実しているかどうかによって決まるので、映画を観たくないな、と思ったらそれは疲れている証拠、ということです。

ここのところ、徐々に映画熱が再燃してきています。最近はスピルバーグ『激突!』、ジョン・カーペンター遊星からの物体X』、ロブ・ライナーミザリー』を立て続けに観て、さらにあれも観たいなこれも観たいな、という気持ちになっています。映画だけでなく、重厚なドキュメンタリーを観るようにもなってきました。

一時期は毎日が辛く、睡眠障害に陥り、映画やドキュメンタリーなどとても観られないし、長篇小説なども読むことができませんでしたが、少しずつ戻ってきているのです。

この、数年にわたるゆるやかな変化は、目下のところ喜ぶべきことですが、油断してはならない、と思っています。沈んでいたのが浮いてきたなら、この先また必ず沈む時がやってくるだろうと。そうなった時のダメージを少しでも小さくするために、心身を鍛えておこうと思っています。苦難に遭って学習することが大事です。