杉本純のブログ

本を読む。街を見る。調べて書く。

2021年はどうなるか

2020年が終わろうとしているが、振り返ると、とんでもない一年だったと思う。

世の中ではコロナ禍が世界的に広がり、私の仕事にも生活にもけっこう大きな影響を与えた。仕事の方では、これまで当たり前だった業務の進め方、お客さんや同僚との関わり方が変わり、一言で言えば、働き方が変わったのである。その変化には追われるように対応したが、心身への負担はじわじわと、緊急事態宣言が出てから夏、秋へとかけてゆっくりと出てきたように思う。その負担は思ったよりも重く、私の肌感覚ではまだちゃんと回復していない。ウイルスに感染したとか、発症したというわけではないが、それでもコロナ禍の打撃は大きい。

生活の方への影響も、かなり大きなものだった。長距離移動を減らしたことは、べつに私としては「様式」の変化とまでは思わなかったものの、詳しくは書かないがお金の使い方が変わった。行こうとしていた所に先方の都合で行けなくなったし、会う予定だった人に会えなくなった。つまらない一年になったとも言えるし、身近な人と過ごす時間や自分のことを考える時間を持てたとも言える。

コロナ禍以外のことに眼を向けると、身近な人たちに災難があり、いろいろと辛い思いをした。起きるとしてもまだずっと先だと思っていたようなことが起きてしまい、「覚悟」を迫られたこともあった。その傍らで、私自身も人生を進捗させなくてはならず、楽ではなかった。

コロナ禍も含め、これほどいろんな、歓迎するべきではない事態が起きた年は、これまでの人生でほとんどなかった。いや、初めてではないかとすら思う。2021年以降、世の中とか自身の生活がどうなるのか、さっぱり分からない。不安も大きい。だが、私にとって大事なのは書くことだというのは今後も変わらないだろう。