杉本純のブログ

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オタクの力

仕事の喜び(報酬)は、外的なものと内的なものとがあるようだ、前者は、給料やボーナス、昇進、表彰など人から与えられる物である。後者は、達成感や使命感、好奇心など文字通り内側から出てくる欲求を満たすことである。

あるネット記事を読んでいて、仕事にモチベーションを持ち続けられる人は、外発的動機付けでなく内発的動機付けで働く部分を持っている、とあった。そして、趣味や遊びはまさに内発的動機付けで行われると言い、例として鉄道オタクの行動を紹介していた。

かつてあるツイッタラーが、最後に勝つのは思想やロマンを追う人でなくオタクだ、といった意味のことをつぶやいていた。そうだと思う。意志とか、世のため人のためとか、お金のためとか、そういうのも強い動機にはなり得るだろうが、やはり最後まで続くのは、好きかどうか、楽しいかどうか、ということだろう。