板橋区立郷土資料館では9月18日から「第19回板橋区伝統工芸展 甲冑刀装」の後期展示を開催している。展示物を前期展示から少し入れ替えており、さっそく足を運んだ。桃山時代の製作とされる「変塗伊予札丸胴具足(かわりぬりいよざねまるどうぐそく)」は、冑に羽根がついていて面白かった。
また、本展開催中の9月、板橋区在住の甲冑師・三浦公法(ひろみち)氏の初期作品「朱漆塗日根野頭形兜(しゅうるしぬりひねのずなりかぶと)」が思いがけず発見されたそうで、後期展示開催にあたり展示品に加えられた。
前期展示の感想もこのブログに書いたが、「赤羽刀」の妖しい光は、やはり創作意欲をそそるものがある。