杉本純のブログ

本を読む。街を見る。調べて書く。

余裕が次の余裕を生む

ここ数日間、かなり忙しくて心身ともに憔悴していた。お陰でブログを書く力をいつものように持続できず、いつもは記事を前日までに書いておいて予約投稿しておくのだが、当日のブログをその日に書くしかない状況に追い込まれ、更新が深夜に及んだことが数度あった。

そんなのは読者にとってはどうでもいいことだろうが、常に余裕をもって行動することを尊ぶ私としては心苦しいことだった。しかし、忙しい期間を過ぎて息を吹き返し、ふたたび予約投稿できるようになった。

余裕をもって取り組むのが良いのは仕事でも同じだと思う。余裕ができれば努力の時間ができ、前進できる。だから、忙しくて追い詰められてきたとしても、根性を出して半歩でも一歩でもリードするようにして、余裕を作るのが望ましい。するとその余裕が次の余裕を生み、どんどん先へ進むことができる。仕事が終わらなくて長時間労働や深夜残業に追い込まれるのが常態化している人は、もちろん避けられない外部要因のためもあるだろうが、一方で、ついだらだら、ずるずるとやってしまう、あるいは長時間の労働や残業をすることが努力だと思っている傾向もある気がする。違う。それはただの忍耐に過ぎない。努力とは、自分で時間を作って勉強することだ。