杉本純のブログ

本を読む。街を見る。調べて書く。

萩原朔太郎と鯨波

f:id:atsushisugimoto:20190825054638j:plain

先日、新潟県柏崎市を訪ねたのだが、柏崎アクアパークというスポーツ施設の敷地内に萩原朔太郎の詩「海水旅館」の詩碑があった。

「北陸新幹線で行こう!北陸・信越観光ナビ」に、詩碑の除幕式が行われたという新潟日報の過去記事が載っている。朔太郎は大正時代の初期に避暑のために鯨波を訪れ、老舗旅館に滞在した、とあるので、今から百年くらい前になる。詩碑の建立は、地元の詩歌の会の人たちの尽力があって実現したようだ。知らなんだ。

碑はその土地の歴史を伝えるものなので大賛成。旅や仕事で出掛けた先の街で碑や歴史の紹介パネルなどを見ると、その土地のことが即座に知れてうれしい。